ホームVTuberホロライブ初の公式スマホゲーム『hololive Dreams』、全世界同時事前登録を開始

ホロライブ初の公式スマホゲーム『hololive Dreams』、全世界同時事前登録を開始

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バーチャルストリーマー業界で最大規模のIP事業を展開するカバー株式会社が、ゲーム市場への本格参入を宣言した。同社は3月6日、QualiArtsとの共同開発によるホロライブ初の公式スマートフォン向けゲーム『hololive Dreams(ホロライブ ドリームス)』の全世界同時事前登録を開始したと発表した。カバーは2025年3月期に売上高434億円、営業利益80億円を計上しており、放送・グッズ・ライセンスに続く新たな収益の柱として本作への期待は大きい。

発表は同日、千葉県・幕張メッセで開催中の「hololive SUPER EXPO 2026」会場で行われ、ゲームの全貌が初めて公開された。事前登録はApp Store、Google Play、公式事前登録サイトで受け付けており、一部エリアを除く全世界のユーザーが対象となる。

カバー株式会社

『hololive Dreams』は、リズムゲームを軸としたリズム&RPGだ。世界のどこかに浮かぶ無人島を舞台に、ホロライブ所属タレント(ホロメン)たちの施設を完成させ、夢のテーマパーク「ドリーム・パーク」を作り上げることがゲームの目的となる。女性バーチャルストリーマーグループ「ホロライブ」所属の54名のタレントが参加し、ローンチ時点で150曲以上の楽曲が収録される予定だ。ダウンロード無料・一部アイテム課金方式で、iOS・Androidの両OSに対応する。配信はQualiArtsが担当し、運営・開発はカバーとQualiArtsの共同体制となる。

事前登録の開始に合わせ、3つのキャンペーンも同時にスタートした。達成報酬キャンペーンでは、事前登録数に応じて全員に累計ガチャ10回分のゲーム内アイテムが配布される。登録者数が50万人を突破した場合、ゲームに登場する54名のタレントそれぞれをデザインしたスペシャルトラックが全世界で運行される予定だ。さらに、抽選で最新のiPadやデジタルギフトが当たる豪華賞品キャンペーン、公式Xで「#ホロドリ事前登録」のハッシュタグを付けて投稿すると抽選でホロライブオフィシャルカードゲーム(ホロカ)15種セットが当たるハッシュタグキャンペーンも実施される。

公式Xアカウントは日本語版(@hololive_dreams)と海外版(@holo_dreams_en)の2言語体制で運営され、公式YouTubeチャンネル(@hololivedreams)でも情報が順次公開される。著作権はカバーとQualiArtsの共同保有となる。

共同開発を手がけるQualiArtsは、サイバーエージェントの連結子会社で、2024年5月にリリースした『学園アイドルマスター』の開発元として知られる。同作はキャラクター1体あたり6万ポリゴンという業界トップクラスの3Dモデリング技術が高く評価され、リリース直後からApp Storeの売上ランキング上位に食い込んだ。親会社のサイバーエージェントも決算で主要成果として言及するほどの実績を残しており、『hololive Dreams』でも同水準の技術的完成度が見込まれる。

本プロジェクトは2025年3月の「hololive 6th fes. Color Rise Harmony」でコードネーム「DREAMS」として初めて予告され、2026年1月8日の情報解禁スペシャルライブで正式タイトルとゲームコンセプトが明らかになった。約1年にわたる段階的な情報公開を経て、本日ようやく事前登録が開始された形だ。カバーは2024年9月に発売したトレーディングカードゲーム「hololive OFFICIAL CARD GAME」がマーチャンダイジング売上を前年比64.6%押し上げる原動力となった実績がある。自社IP活用のゲーム事業が本格化することで、カバーの収益構造は放送・グッズ・イベント・カードゲーム・モバイルゲームと一段と多角化が進む。

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