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ホロライブ、米BOOKOFF USA全6店舗で期間限定ポップアップを開催

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日本発バーチャルストリーマー産業の海外展開が、オンラインからオフラインリテールへと広がりを見せている。グローバルVTuber市場が2025年時点で約30億6,000万ドル(約4,590億円)規模に達する中、大手事務所による北米現地化戦略が具体化しつつある。

東京都港区に本社を置くエンターテインメント・コマース企業の日本直販株式会社は2月27日、中古書籍・ポップカルチャー商品チェーンBOOKOFFの米国法人BOOKOFF USAと協業し、ホロライブプロダクション(hololive production)の期間限定ポップアップイベントを米国内6店舗で順次開催すると発表した。イベントは2月20日にスタートし、約2カ月にわたって西海岸と東海岸の店舗を巡回する。

第1弾は2月20日から3月8日まで、ロサンゼルスのリトルトーキョーにあるBOOKOFF Ani-Lab店とニューヨークのブルックリン店で同時開催される。第2弾は3月13日から29日までサンディエゴ店とニューヨーク・ミッドタウンマンハッタン店、第3弾は4月3日から19日までレイクウッド店とマサピクア店でそれぞれ実施される。日程は変更の可能性がある。

各店舗ではホロライブプロダクションの公式グッズが数量限定で販売される。グッズ購入者には全6種のデザインからランダムで1枚のボーナスポストカードが配布され、なくなり次第終了となる。店内にはホロライブ所属タレントのビジュアルを使用したミラー型フォトスポットが設置され、記念撮影が可能。来場者がタレントに向けてメッセージやイラストを残せるメッセージウォールも用意される。

日本直販エンターテインメントグローバル事業部の伊藤紀彦取締役は「今回のポップアップは限定グッズの販売にとどまらず、ファンの参加とつながりを促す没入型の体験空間として企画した」と述べ、「BOOKOFF USAとの協業を通じて米国市場でのプレゼンスを強化し、現地のホロライブコミュニティとのエンゲージメントをより深めていきたい」と語った。

今回のポップアップは、ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社(COVER Corporation)による北米リテール・ライセンス基盤の構築が加速していることを示す動きでもある。カバーは2月24日、米国大手玩具メーカーのJAKKS Pacific(ジャックスパシフィック)と北米における公式ライセンス商品の製造・流通に関するパートナーシップを発表しており、第1弾商品は2027年の発売を予定している。2024年にはMLBロサンゼルス・ドジャースとのコラボレーションナイトを実施し、2025年シーズンにも継続された。

BOOKOFF USAはニューヨークに4店舗、カリフォルニアに10店舗など米国内計17店舗を展開しており、マンガ・アニメフィギュア・関連グッズを扱う日本ポップカルチャーの流通拠点として、現地のアニメ・VTuberファン層へのアクセスに強みを持つ。

日本のバーチャルストリーマー事務所による北米オフライン展開が本格化する中、カバーのリテール戦略はECとリアル体験を組み合わせたマルチチャネル型へと進化している。

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