ホーム産業MARPPLE Corporation「CIME」、ストリーマー800名の応募殺到でアルファテストを2週間延期

MARPPLE Corporation「CIME」、ストリーマー800名の応募殺到でアルファテストを2週間延期

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韓国のMARPPLE Corporationは2月13日、バーチャルストリーミングプラットフォーム「CIME(シーミー)」のアルファテストを2週間延期すると発表した。当初は同日開始の予定だったが、プラットフォーム公開後に予想を大きく上回る反響が寄せられたことを受けた判断となる。

CIMEでは当初、同社傘下のエージェンシー「Uplift」所属のバーチャルストリーマーグループ「HAVAVI」のメンバーが、13日より順次アルファテスト配信を行う予定だった。しかし、説明会以降に想定を超える関心と反応が集まったことから、より安定した環境でアルファテストおよび正式ローンチを進めるため、スケジュールの延期を決定した。ストリーマーからの申請・問い合わせは800名以上に達している。変更後のアルファテスト開始日時は2月27日(金)12時(韓国時間)で、ベータ版の公開スケジュールに変更はない。

MARPPLE Corporationは2月5日、ソウル・COEX内のスタジオ159で業界関係者やストリーマーなど約100名が参加した説明会を開催し、CIMEを初公開した。説明会ではCIMEのウェブUIを公開するとともに、4Kライブ配信画面のデモンストレーションを実施。2160p 60fpsの4K解像度から1080p 60fpsのFHD画面まで幅広く対応する点が特徴だ。8日にはCIME公式YouTubeチャンネルで説明会の様子を公開し、業界からの高い関心を裏付けた。

CIMEの最大の差別化要素は4K高画質配信にある。バーチャルキャラクターの繊細な表情や動き、高スペックゲームのグラフィックを鮮明に伝えることが可能だ。低遅延ストリーミング構造を採用し、チャットやリアクションがスムーズに行える環境を実現。インフラにはTwitchのライブ配信技術をベースとしたAWSのIVS(Interactive Video Service)を採用し、安定性と拡張性を確保している。

ストリーマー向けの優遇策にも力を入れている。ランクに関係なくYouTubeへの同時配信をサポートし、グローバルな視聴者へのリーチを拡大できる仕組みを整えた。新人バーチャルストリーマー向けの成長支援プログラムも用意されている。MARPPLE CorporationがYouTubeショッピングパートナーである利点を活かし、ストリーマーのグッズをYouTubeチャンネル上で展示・連携できる環境も提供する。低い手数料率もクリエイター獲得に向けた重要な施策の一つだ。

自社コマースインフラとの連携も強みとなる。IP商品化プラットフォーム「MARPPLE Shop」を通じてストリーマーオリジナルグッズの制作・販売が可能で、視聴者がフィジカルグッズの購入を通じて配信画面上にリアルタイムで反応を起こす「インタラクティブグッズ」の導入も予定している。4K高画質映像と高品質音響を活用したコンサートなどステージ型コンテンツにより、バーチャルストリーマーの活動領域をオフラインにまで拡大する構想も描いている。

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