バーチャルライバーのソロ活動が、音楽専用大型アリーナにまで広がる時代に入った。ANYCOLOR株式会社が運営するVTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」は5月9日、所属ライバー剣持刀也の1st Mini Album『Augment』と、リアルソロライブ『虚空狂宴(こくうフェス)』の開催を発表した。アルバムは2026年7月15日に発売され、ソロライブは10月11日にKアリーナ横浜で開催される。
『Augment』には新規書き下ろし楽曲7曲が収録される。形態は通常盤、初回生産限定盤A、初回生産限定盤Bの3種類。通常盤(品番ACN-10075)は2,750円(税込)で、新曲7曲を収めたシンプル仕様となる。初回生産限定盤A(ACN-10071)は6,050円で、CDに加え制作にまつわるドキュメンタリー映像を収録したBlu-rayが付属。初回生産限定盤B(ACN-10073)は3,520円のCD2枚組で、新曲7曲のCDのほか、リアレンジ楽曲・カバー楽曲4曲を収録したCDが同梱される。同梱されるリアレンジ・カバー楽曲は「儀式の唄」「エゴロック」「怪獣」「Sharpness…」の4曲。イラストはAKAPiiが手がける。3形態とも初回生産分にはソロライブ『虚空狂宴』のチケット先行抽選シリアルコードが封入される。
ソロライブ『虚空狂宴』は2026年10月11日にKアリーナ横浜で開催される。OPEN 16:30、START 18:00で、ゲストには同じくにじさんじ所属の葛葉らが出演する。チケットは『Augment』封入シリアルコードによる先行抽選(7月15日12:00〜8月12日23:59)、総合ファンクラブ先行抽選(8月14日〜8月23日)、イープラス先行抽選(8月26日〜9月6日)、一般販売(9月20日12:00〜先着)と段階的に販売される。なお、Kアリーナ横浜は最大2万33席を擁する世界最大級の音楽特化型アリーナで、にじさんじとしては2025年7月の「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin’ in the Rainbow!横浜公演」など、これまで主にグループ単位の大型公演で使われてきた会場でもある。
剣持にとって今回の公演は、ソロ活動の規模を一気に押し上げる節目となる。これまで剣持は2020年12月にKT Zepp Yokohamaでリアルソロイベント『虚空集会』を、2023年6月に同じくKT Zepp Yokohamaで『虚空大戦』を開催してきた。約2,000人規模のライブハウスから一気に約2万人収容のアリーナへ移行する形で、2018年ににじさんじ2期生としてデビューして以来、約8年にわたって積み重ねてきた配信・楽曲活動の蓄積が単独アリーナ公演に結実する形となる。バーチャルライバー個人名義での大型アリーナ単独公演は、グループ単位で先行してきた業界の構造において、ソロIPの拡張可能性を示す事例として位置づけられる。
『Augment』の予約は発表当日から全国CD取扱店でスタートしている。にじさんじオフィシャルストアでは台座付き顔面ハンドスピナーとダイカットステッカー3種セット(有償特典)、「剣持刀也」学生証(無償特典)を用意。アニメイトはオーロラダイカットステッカーとロングフォト、A3クリアポスター、楽天ブックスはアクリルキーホルダー、タワーレコードはデジタルチェックホログラム入りデザインカードとノート、HMVはフォトカードとA5クリアファイル、Sony Music Shopはリリース記念レプリカチケット、セブンネットショッピングは缶バッジ、Amazon.co.jpはメガジャケと、店舗ごとに購入特典が異なる。各特典は数量限定で、リリースキャンペーンも順次実施される予定だ。

