国内バーチャルストリーマー市場が拡大を続けるなか、にじさんじで異例の記録が生まれた。わずか1週間足らずの間に所属メンバー4人が相次いでYouTubeチャンネル登録者数100万人を突破するという、グループ8年の歴史で前例のない事態となった。
ANYCOLOR株式会社は2月19日、にじさんじ所属のバーチャルストリーマー ローレン・イロアスのYouTubeチャンネル登録者数が100万人に到達したと発表した。ローレン・イロアスは2021年7月19日にデビューし、独自のトークセンスと卓越したゲームスキルを武器にゲーム配信を中心とした活動を展開してきた。同期ユニット エデン組としての活動に加え、渡会雲雀、不破湊、イブラヒムと結成した4人組バンド 2時だとかではベースを担当する。2時だとかは2025年6月4日に初のワンマンライブを成功させている。
今後の活動予定も具体的に固まっている。2026年4月22日には1stミニアルバム「No One」を発売する。「No One=一つの顔ではない」をコンセプトに、多面的な世界観を描いた全5曲を収録予定だ。初回生産限定盤Aにはタバコ風ボックスメモ帳や警備部隊ライセンス風カードなどの特典グッズに加え、ロケ企画「ローレン・イロアスの優雅な休日」を収録した特典Blu-rayが同梱される。限定盤Bにはカバー3曲収録の特典CDを封入。3形態共通の初回生産分には、ソロライブのチケット先行抽選シリアルコードが付属する。同年7月30日には、最大5,012席を誇る東京国際フォーラム ホールAにて初のソロライブ「ローレン・イロアス 1st LIVE “FACE”」を開催する。
ローレン・イロアスは100万人達成直後、自身のX(@Lauren_iroas)で「100万人だ! みんな本当にありがとう! これからも俺らしく走り続けていく」と感謝のメッセージを投稿した。記念動画と直筆コメントも公開されている。
今回の100万人ラッシュは2月16日に始まった。同日、1期生の樋口楓とリゼ・ヘルエスタがそろって大台に到達。樋口楓は2018年2月デビューのにじさんじ最初期メンバーで、2026年3月には2ndミニアルバム「PLATFORM」の発売を控える。リゼ・ヘルエスタは2019年3月デビューで、ゲーム配信やカバー楽曲のほか、戌亥とこ・アンジュ・カトリーナとのユニット さんばかとしても精力的に活動する。2日後の2月18日には戌亥とこが100万人を達成し、4日間で4人が連続して節目を迎えた。
にじさんじで個人チャンネル登録者100万人を最初に達成したのは、2021年9月の葛葉だ。男性バーチャルストリーマーとしても初の快挙だった。その後、月ノ美兎、剣持刀也、星川サラ、不破湊らが続いたが、1週間以内に4人が同時多発的に100万人を超えたケースはこれまでなかった。現在、にじさんじには国内外合わせて約150人のメンバーが所属しており、個人チャンネルで100万人を達成したメンバーは10人前後に増加した。
この100万人リレーは、デビューから8年目を迎えたにじさんじのファン層がなお拡大し続けていることを示す指標といえる。ローレン・イロアスの初ソロライブ会場に5,000席規模の大型ホールが選ばれたことも、所属メンバー個々の集客力が一段と高まっていることを裏付けている。

