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SM ENTERTAINMENT JAPAN×STUDIO REALIVE、バーチャルアーティストKiepiがデビュー曲「Rocket Science」をリリース

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SM ENTERTAINMENT JAPANとSM ENTERTAINMENTの完全子会社STUDIO REALIVEが共同で手がけるバーチャルアーティストKiepi(キエピー)が4月1日、デビュー曲「Rocket Science」を各音楽配信プラットフォームからリリースし、同時にミュージックビデオを公開した。Kiepiは柚木セラ(CERA)と雨音レナ(RENA)の2人で構成されるバーチャルアーティストデュオで、2025年8月にSM ENTERTAINMENT JAPANとSTUDIO REALIVEがバーチャルアーティスト練習生として公開した2人が、YouTubeチャンネル「V-TRAINEE’s DIARY」での活動を経て正式デビューを果たした形だ。グループ名Kiepiは、物語(episode)の鍵(Key)となる存在という意味を込めており、対照的な魅力を持つ2人が共鳴しながら成長する姿を表現している。今年1月30日に公開された「Dream Equation Episode:03」では、それぞれソロデビューを準備していた2人がお互いの魅力に惹かれチームとしてのデビューを決意し、事務所関係者に自らプレゼンテーションする姿が描かれた。

デビューに先立ち、2月にはビジュアルデザインを人気イラストレーター森倉円が担当したことが発表され注目を集めた。森倉円はバーチャルYouTuber「キズナアイ」のキャラクターデザインで広く知られている。同月3日にはCERAのソロ曲「BLINK」とRENAのソロ曲「FREAKY」がプレリリースされた。「BLINK」はドリーミーで神秘的な世界観のコンテンポラリーR&Bポップナンバー、「FREAKY」はメタリックシンセとタイトなドラムが特徴のヒップホップダンスポップナンバーで、いずれもKiepiの物語のepisode:0に位置づけられている。

デビュー曲「Rocket Science」は、Kiepiという物語を解き放つ始まりの鍵となる一曲で、レトロな雰囲気と未来的な印象が交差するフューチャリスティック・エレクトリックナンバーだ。タイトルの「Rocket Science」は英語圏で「難しいこと」を意味する慣用句であり、「It’s not Rocket Science. We’re 1+1」という歌詞には「二人が一緒ならどんな困難も乗り越えられる」というメッセージが込められている。作詞はKana Koizumi、作曲はOLLIPOPとHannah Robinson、編曲はOLLIPOPが手がけた。ミュージックビデオの制作はFLIPEVIL、CGIアニメーション制作はALFRED IMAGEWORKS、振付はTEAM SAMEが担当している。CERAは「Kiepiとして初めての楽曲ということで初めて聞いた時からドキドキと緊張が溢れてきました。上手くやれるかどうか、皆さんに愛してもらえる楽曲になるか不安も多かったですが、お互いに勇気やパワーを与え合い完成した楽曲です。Kiepiの始まりの一曲をたくさん愛していただけたら嬉しいです」とコメント。RENAも「初めて聞いた瞬間、私たちにこんな素敵な曲が!? ってもうワクワクが止まらなくて! 二人の歌声が重なった瞬間、これだ! って。二人で踊った瞬間、これだ! って。二人だからできた曲で私たち二人がずっと憧れていた姿がこれだ! ってなりました。私たちにとって、とってもとっても大切な、もう一人のメンバーのような楽曲なので、たくさん楽しんでいただけたら嬉しいです!」と語った。

4月3日にはデビューを記念したスペシャルライブ「Kiepi On Air : DEBUT LIVE」が予定されている。Kiepiの公式アカウントはX、YouTube、Instagram、TikTokいずれも@kiepi_officialとなっている。

K-POP産業のグローバル展開を牽引してきたSM ENTERTAINMENTが、日本法人と子会社STUDIO REALIVEを通じてオリジナルのバーチャルアーティストIP事業に本格参入した点は注目に値する。STUDIO REALIVEは2022年7月に「スタジオ光野(STUDIO KWANGYA)」として設立されて以来、aespaやEXO カイのVRコンサート制作を担ってきた実績を持つ。練習生過程の公開からソロ曲のプレリリース、ユニットデビューへと続く段階的なローンチ戦略は、K-POPの体系的な育成システムとプロモーション手法をバーチャルエンターテインメント領域に応用した事例として、今後の展開が注目される。

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