
氷の魔王「Ice Demon King」としてデビューした米国出身のVTuber、Senz(センツ)。
銀髪と青い瞳、氷の角を持つ幻想的な姿で世界中のファンを魅了してきた彼に、日本滞在中の今、話を聞いた。
──VTuberとしての活動を始めたきっかけを教えてください。
「昔からアニメやゲームの氷属性キャラクターに憧れていました。自分自身も内向的な性格だったので、バーチャルな姿を借りることで、もっと自由に自己表現できると思ったんです。」
──配信ではどんなことを大切にしていますか?
「ファンとの距離感を大事にしています。ゲームを一緒に楽しんだり、料理をしたり、ただ雑談したり。みんながリラックスできる空間を作ることを一番意識しています。」
──配信中にご自身の健康や心の問題についても話されていますね。
「はい。VTuberだからといって、完璧な存在でいる必要はないと思っています。人間らしい弱さや本音も共有することで、より深い信頼関係が築けると信じています。」
──アジア市場への関心について聞かせてください。
「アジアの文化にはずっと興味がありました。今、日本でライブ配信をしていて、視聴者の皆さんのあたたかさを実感しています。これからアジア各地のファンとも、もっとたくさん交流していきたいです。」
──今後の活動予定について教えてください。
「まずは音楽活動を強化したいです。すでに『Frostbite』というオリジナル曲をリリースしましたが、これからカバーソングや新曲もどんどん発表していきたいですね。それから、3Dモデルを使った配信にも挑戦して、料理コンテンツなど幅広いジャンルに取り組む予定です。」
──最後に、アジアのファンにメッセージをお願いします。
「まだまだ未熟な部分もありますが、みなさんと一緒に成長していきたいです。気軽に遊びにきて、たくさん笑ってもらえたら嬉しいです!」
バーチャルとリアルの間を自由に行き来しながら、Senzは確実に新たなファン層を広げている。アジアを舞台に、彼の物語はこれからも続いていく。