韓国のバーチャルアイドルグループPLAVE(プレイブ)が、ソウル・汝矣島(ヨイド)の大型商業施設ザ・ヒョンデ ソウル(THE HYUNDAI SEOUL)5階全フロアを使用した大規模ポップアップストア「PLAVE 4th Mini Album ‘Caligo Pt.2’ POP-UP STORE in THE HYUNDAI SEOUL」を4月19日まで開催している。4枚目のミニアルバム「Caligo Pt.2」のリリースを記念した本イベントは、バーチャルアイドルによるオフライン展開の新たな可能性を示している。
今回のポップアップは、2024年のデビュー1周年記念イベントで使用された約730㎡の「EPIC SEOUL(エピックソウル)」に加え、約3,300㎡の大型屋内庭園「Sounds Forest(サウンズフォレスト)」を含む5階全域を活用した大型プロジェクトとなっている。Sounds Forestは高さ約20mのガラス天井から自然光が差し込む開放的な空間で、これまでaespa、SEVENTEEN、G-DRAGON、ZEROBASEONEなどトップクラスのアーティストがポップアップや展示を行ってきたザ・ヒョンデ ソウルを代表するプレミアムスペースだ。PLAVEがこの空間を単独で展開している点は、バーチャルアイドルに対する流通業界の期待値の高さを物語っている。

会場にはアルバムのコンセプトを反映したフォトゾーンや展示が設けられ、Sounds ForestではVR体験コンテンツ、EPIC SEOULではゲームコンテンツが運営されている。来場者はPLAVEの世界観を直接体験できる構成となっており、単なる物販イベントを超えた「体験型コンテンツ」として注目を集めている。14日からは、前日13日にデジタルリリースされた新ミニアルバム「Caligo Pt.2」のフィジカル盤も会場で販売を開始した。先行配信曲「フンフンフン(feat. SOLE)」は4月3日に公開され、カムバックへの期待感を高めていた。
PLAVEは所属事務所VLAST(ブラスト)のもと、2023年3月のデビュー以来、急速な成長を遂げている。2025年11月には高尺(コチョク)スカイドームでバーチャルアイドル初の単独コンサートを開催し、2日間で約3万7,000席を完売。ソウル、台北、香港、ジャカルタ、バンコク、東京の6都市を巡る初のアジアツアーも成功裏に終えた。今回のポップアップは、PLAVEが音楽やコンサートにとどまらず、オフライン空間での没入型体験を通じてファンとの接点を拡大している動きの一環であり、バーチャルエンターテインメント産業のビジネスモデルが新たな段階に入りつつあることを示している。

