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ibisPaintがメタバース学童「NIJINアフタースクール」で活用

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株式会社アイビスが開発・運営するモバイルペイントアプリ「ibisPaint(アイビスペイント)」が、株式会社NIJINが運営するメタバース学童「NIJINアフタースクール」のVTuberイラスト講座に活用された。ibisPaintは、デジタルアートの入門ツールとして多くのユーザーに親しまれており、今回のプロジェクトでも未来のクリエイターたちが自身の夢を形にするための一助となった。

NIJINアフタースクールは、小中学生がメタバース空間で学び、創作活動を行うことを目的とした教育プログラムを提供している。その中で、小学6年生の「るか」さんが「将来の夢ではなく、今、VTuberになる」という想いからVTuberプロジェクトが立ち上がり、VTuberの必須スキルの一つであるキャラクターデザインを学ぶためにibisPaintが導入された。

このプロジェクトでは、生徒たちが自ら講師を依頼し、VTuberイラストレーターとしても活動する「かわいい信仰先生」を招き、「VTuberイラスト講座」を実施。2024年12月14日にメタバース空間で開催された講座には、小学1年生から6年生までの10名が参加し、プロの指導のもとでイラスト制作を行った。

講座では、ibisPaintを使って各自がキャラクターイラストを描き、完成した作品をかわいい信仰先生が添削。プロならではの視点で改善点や表現の工夫をアドバイスし、参加者は自身のイラストがどのようにブラッシュアップされるのかを体験することができた。添削後の作品を見た生徒からは「全然違う!」という驚きの声が上がり、創作の面白さや奥深さを実感する機会となった。

メタバースを活用したこのVTuberプロジェクトは、今後もさらなる展開を予定している。今回の講座を通じて、自分の描いたキャラクターを磨き上げた生徒たちは、次のステップとして動画制作に挑戦し、実際の配信画面を制作する予定だ。将来的には、彼らがVTuberとしてデビューする日も近いかもしれない。こうした新たな試みが、若い世代のクリエイティブな挑戦を支える重要な機会となっている。

アイビスはこれまで、デジタルアートをより多くの人が気軽に楽しめるツールとしてibisPaintを提供してきた。今回のメタバース学童でのプロジェクトを通じて、子どもたちが「やってみたい!」という想いを形にするプロセスを支援し、創作の力が未来を切り開くことを改めて実感したという。今後も多世代のユーザーが夢を実現できるよう、さらなる機能拡充やサービス向上に取り組んでいく方針だ。

また、ibisPaintの教育支援バージョン「ibisPaint Edu」も展開されており、教育機関向けにカスタマイズされた仕様で提供されている。このバージョンでは、広告が非表示になり、SNS機能も排除されているため、学校や学習施設でも安心して利用できる環境が整っている。

ibisPaintは、19言語に対応し、世界200以上の国と地域で累計4.4億ダウンロード(2024年12月末時点)を記録するなど、グローバルなユーザー基盤を持つ。今後も、デジタルアートの普及と創作活動の促進に貢献しながら、より多くのユーザーに創造の楽しさを届けることを目指している。

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